こんにちは、ゆるりんです。
断捨離というと物や服を思い浮かべますが、毎月なんとなく払い続けている「固定費」も、見直すと気持ちがぐっと軽くなるもののひとつ。今回は、意外と見落としがちなホームページの固定費のお話です。
教室やお店、町内会やPTA、サークルなどで「ホームページは制作会社にお任せ。毎月の保守費を払っていて、ちょっとした更新もそのたびにお願いしている」という方は少なくないはず。でも、お知らせや案内が中心のサイトなら、無料のGoogleサイトで十分なこともあるんです。
この記事では、Googleサイトに切り替えると手放せる費用・残る費用、向いているサイト・向いていないサイト、そして外注をやめる前に確認しておきたいことをまとめました。
ホームページにかかる「見えない固定費」
ホームページには、作ったあとも毎月・毎年かかるお金があります。代表的なのはこのあたりです。
- 保守・管理費:月5,000円〜5万円ほど(作業の範囲で大きく変わります)
- サーバー代:月1,000〜4,000円ほど
- ドメイン代:年1,000〜5,000円ほど
- 更新の外注費:文章や写真を差し替えるたびに、別料金になる契約も
| 費用 | 月額の目安 | 年額にすると |
|---|---|---|
| 保守・管理費 | 5,000円〜5万円 | 6万円〜60万円 |
| サーバー代 | 1,000〜4,000円 | 1.2万円〜4.8万円 |
| ドメイン代 | — | 1,000〜5,000円 |
※金額は、ホームページ制作会社や比較サイトが公開している相場の目安です。契約内容によって大きく変わります。
月々で見ると小さく感じても、年額にすると驚く金額になっていることも。まずは自分のサイトに、毎年いくら払っているかを書き出してみるのがおすすめです。

請求書が「保守費一式」だけになっていたら、何の作業が含まれているかを一度確認してみてくださいね。
Googleサイトなら、ここまで手放せる
Googleサイトは、Googleアカウントがあれば無料で使えるホームページ作成ツール。テンプレートを選んで、文字や写真をドラッグ&ドロップで置いていくだけで、ホームページが作れます。
外注した場合とGoogleサイトの費用比較
| 費用 | 制作会社・レンタルサーバーの場合(年額の目安) | Googleサイトの場合 |
|---|---|---|
| サーバー代 | 1.2万円〜4.8万円 | 0円(Googleが用意) |
| 保守・管理費 | 6万円〜60万円 | 0円(サーバーやソフトの更新作業がない) |
| 更新の外注費 | 依頼のたびに別料金のことも | 0円(自分たちで直せる) |
| 独自ドメイン代 | 1,000〜5,000円 | 1,000〜5,000円(使う場合のみ) |
| 合計の目安 | 約7万円〜65万円 | 0円〜5,000円 |
※外注側の金額は、ホームページ制作会社や比較サイトが公開している相場の目安です。独自ドメインを使わなければ、Googleサイトは0円で使えます。

年額で並べてみると、差がはっきりしますね。全部を手放せなくても、どこが削れるかを知っておくだけで違いますよ。
料金以外のうれしい点
- 複数の人で編集できるので、役員や講師どうしで更新を分担できる
- スマホで見たときの表示に、自動で合わせてくれる
- Googleカレンダー・地図・フォームなどを埋め込める(行事予定や申し込みフォームに便利)
独自ドメインについて
「○○.com」のような自分専用のアドレスを使う場合は、ドメインの費用だけが残ります。独自ドメインなしでも使えますが、アドレスが長く覚えにくくなります。
独自ドメインの用意のしかたは、大きく2通りあります。
| 方法 | 費用 | 特徴 |
|---|---|---|
| ドメイン会社で取得して、つなぐ(お名前.comなど) | ドメイン代のみ (年1,000〜5,000円ほど) | Googleサイトの「既存のドメインを使用」から設定。いちばん安く済む。同じドメインのメールは別に用意が必要 |
| Google Workspaceで取得 | Workspaceの月額料金(1人ごと)+ドメイン代 | ドメインと、同じドメインのメールアドレスをまとめて使える。ただし毎月の固定費がかかる |
Googleサイトの公開画面には「Google Workspace を使ってみる」という案内が出ますが、Workspaceでなくても独自ドメインは使えます。固定費を減らしたいなら、ドメインだけを取得してつなぐ方法がおすすめです。
独自ドメインを使うときの注意点です。
- 「www」付きのアドレスで使う:www.○○.com の形で設定します。wwwなしの「○○.com」だけでは使えないので、ドメイン会社の転送設定などで補います
- サイトを一般公開にしておく:公開範囲を限定していると、独自ドメインで表示されません
- 設定できるのはサイトのオーナーだけ:役員などで共同編集している場合は、オーナーの人が設定します
- ドメインの所有確認とDNSの設定が必要:画面の案内と公式ヘルプを見ながら進めると安心です

Googleサイトの公開画面にはWorkspaceの案内が大きく出ますが、Workspaceは必須ではありません。メールまでそろえたいかどうかで選んでみてくださいね。
Googleサイトが向いているサイト・向いていないサイト

向いているサイト
- 教室・習い事:講座の案内、スケジュール、申し込みフォーム
- 町内会・PTA・サークル:お知らせ、行事予定、配布資料
- 小さなお店:営業時間、メニュー、地図、連絡先
- 「とりあえず名刺がわりのページがほしい」というケース
向いていないサイト
- ネットショップ:決済やカートの機能はありません
- ブログ中心のサイト:記事の一覧やカテゴリー分けの機能がなく、記事が増えると管理が大変です
- 検索からの集客を本気でやりたいサイト:細かいSEOの設定ができないので、物足りなく感じるかもしれません

「お知らせを出せれば十分」なサイトほど、Googleサイトとの相性がいいですよ。
Googleサイトの正直なデメリット
いいことばかりではないので、デメリットも正直に書いておきますね。
- デザインの自由度が低い:テンプレートの範囲で作るので、凝ったデザインは難しい
- SEOの細かい設定ができない:ページごとの説明文などを細かく調整する機能は限られます
- アクセス解析は最低限:Googleアナリティクスの設定はできますが、詳しい分析には向きません
- 困ったときのサポートがない:無料なので、問い合わせ窓口はありません。ヘルプや解説記事を見ながら進めることになります
- 独自ドメインの設定は少し手間:DNSの設定に慣れていないと、ここでつまずきやすいです
外注をやめる前のチェックリスト
いちばん大事なのがここ。勢いで解約する前に、次のことを確認しておきましょう。
- 契約期間と解約の時期:最低契約期間や、解約の申し出期限がないか
- ドメインの名義:今のドメインが「自分たち名義」か「制作会社名義」か。制作会社名義だと、そのまま使えないことがあります
- 同じドメインのメールアドレス:「info@○○.com」のようなメールを使っている場合、ドメインの設定を変えるとメールが届かなくなることがあります。切り替えの前に必ず確認を
- 文章・写真の引き取り:今のサイトの文章や写真を、手元にもらっておく
- 誰が更新するか:「作ったけど誰も更新しない」が一番もったいないので、担当を決めておく

特に「ドメインの名義」と「メール」は、あとから困りやすいポイント。解約の前に、制作会社に一度確認してみてくださいね。
「全部自分たちで」が不安なら、部分的に頼む
最初の作成だけ、独自ドメインの設定だけ、など「ここだけ手伝ってほしい」という場合は、スキルマーケットで単発のお願いをするのもひとつの方法です。毎月の保守契約ではなく、必要なときに必要な分だけ頼めば、固定費にはなりません。
まとめ|「持つサイト」から「借りて軽く使うサイト」へ
ホームページの固定費は、毎月少しずつだからこそ見落としがち。お知らせや案内が中心のサイトなら、Googleサイトに切り替えることで、サーバー代や保守費を手放せる可能性があります。
- まずは、毎年いくら払っているかを書き出す
- 自分たちのサイトが、Googleサイトに向いているかを見る
- 解約の前に、ドメインの名義・メール・契約期間を確認する
物と同じで、サイトも「持ちすぎない」くらいがちょうどいいのかもしれませんね。
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実際の作り方は、こちらの記事で手順をまとめています。

