はじめてのGoogleサイト|パソコン初心者でも作れる無料ホームページの作り方

2026.10.13

こんにちは、ゆるりんです。

前回の記事で、ホームページの固定費を手放す選択肢として「Googleサイト」を紹介しました。今回はその続きで、実際にGoogleサイトでホームページを作る手順をまとめます。

パソコンが得意でなくても大丈夫。文字や写真を置いていく感覚で作れるので、まずは試しに1ページ作ってみるところから始めてみてくださいね。

ホームページの固定費を断捨離|外注・サーバー代を見直す「Googleサイト」という選択肢
教室・町内会・小さなお店のホームページ、毎月の保守費やサーバー代を払い続けていませんか?無料のGoogleサイトで手放せる費用と残る費用、向き不向き、外注をやめる前のチェックリストを解説します。

始める前に用意するもの

用意するもの内容
GoogleアカウントGmailを使っていれば、そのアカウントでOK
載せたい文章紹介文、営業時間・開催日、料金、連絡先など
写真教室やお店の様子、ロゴなど(スマホの写真で十分)
サイトのアドレス案「sites.google.com/view/○○」の○○に入れる英字(例:教室名のローマ字)
ゆるりん
ゆるりん

文章は、先にメモ帳などに書き出しておくと、作業がぐっとラクになりますよ。

Googleサイトの作り方|6ステップ

ステップ1:Googleサイトを開いて、新しいサイトを作る

Googleアカウントでログインした状態で「Googleサイト(sites.google.com)」を開きます。「新しいサイトを作成」の「+」を押すと、白紙のサイトができます。テンプレートが表示されている場合は、雰囲気の近いものを選んで始めることもできます。

Googleサイトの「新しいサイトを作成」画面

※画面は2026年10月時点のものです。

ステップ2:サイト名とトップページを作る

左上の「サイト名」と、トップページの大きな見出し(タイトル)を入れます。トップページには「どんな教室・お店か」が一目で分かる一文と写真を置くのがおすすめです。

ステップ3:文章・写真・地図などを入れる

画面右側の「挿入」メニューから、文章(テキストボックス)や画像を入れていきます。Googleのサービスもそのまま埋め込めるのが便利なところ。

入れられるものこんなときに便利
Googleマップお店や会場の場所を案内したい
Googleカレンダー行事予定・開催日を載せたい
Googleフォーム申し込み・お問い合わせを受け付けたい
YouTube教室の様子やお店の紹介動画を見せたい
ドライブのファイル配布資料・おたよりを載せたい

ステップ4:ページを増やす

画面右側の「ページ」メニューから、ページを追加します。最初は次の4ページくらいで十分です。

  • お知らせ:最新情報、休みのお知らせ
  • 料金・内容:コースやメニュー、会費など
  • アクセス:地図、住所、駐車場
  • お問い合わせ:Googleフォームを埋め込む

ステップ5:テーマで色と文字をそろえる

画面右側の「テーマ」から、サイト全体の色や文字のスタイルを選びます。ページごとにバラバラに色を変えるより、テーマでそろえたほうがすっきり見えますよ。

ステップ6:プレビューで確認して、公開する

画面上部のプレビュー(目のアイコン)で、パソコン・スマホでの見え方を確認します。問題がなければ、右上の「公開」ボタンを押します。

Googleサイトの「ウェブへの公開」設定画面

※画面は2026年10月時点のものです。

公開の画面では、次の3つを設定します。

項目設定のポイント
ウェブアドレス「sites.google.com/view/○○」の○○を決める。短く、覚えやすい英字に
サイトを閲覧できるユーザー一般に公開するなら「全員」。会員だけに見せたい場合は範囲を絞る
検索の設定検索結果に出したくないときだけ「検索エンジンに表示しないようリクエストする」にチェック

表の作り方|Googleサイトには「表」の機能がない

Googleサイトには、Wordやブログのような「表を挿入」の機能がありません。料金表や時間割など、表を載せたいときは、次の3つのどれかで工夫します。

方法やり方良い点注意点
スプレッドシートを挿入「挿入」メニューの「スプレッドシート」から、Googleスプレッドシートを選ぶ表の中身はスプレッドシートで直せる枠線やシートの見た目がそのまま出るので、表示する範囲・列の幅・色をシート側で整える工夫がいる。共有設定も必要
埋め込みコード(HTMLの表)「挿入」メニューの「埋め込む」→「埋め込みコード」に、HTMLで書いた表を貼る色や文字の大きさを自由に決められる枠の高さは幅に合わせて縮むため、スマホでは表が切れたり、枠の中でスクロールが必要になる。枠の大きさはドラッグで調整する
表を画像にして貼る表を作って画像にし、画像として入れるいちばん簡単で、見た目が崩れない直すたびに画像を作り直す。スマホでは文字が小さくなり、検索にも読まれにくい
ゆるりん
ゆるりん

表は、パソコンではきれいでもスマホで崩れやすいところ。公開する前に、プレビューのスマホ表示で必ず確認してみてくださいね。

PDFなどの添付ファイルの貼り方|Googleドライブを使う

Googleサイトでは、画像はそのまま入れられますが、PDFやWordなどのファイルを、ページに直接アップロードすることはできません。ファイルは、いったんGoogleドライブに入れてから使います。

  1. ファイルをGoogleドライブにアップロードする
  2. ドライブの共有設定を「リンクを知っている全員」(閲覧者)にする:これを忘れると、サイトを見た人がファイルを開けません
  3. サイトに入れる:入れ方は2通り(下の表)
入れ方見え方向いているもの
「挿入」メニューの「ドライブ」から選ぶページの中に、ファイルのプレビュー枠が表示されるチラシや案内など、1〜2ページの資料(スマホでは枠が小さく読みにくいことも)
ボタンやリンクに、ファイルのリンクを貼る押すと、ファイルが別の画面で開く申込書や規約など、印刷・保存してほしい資料
  • 個人情報が入ったファイルは載せない:共有を「リンクを知っている全員」にすると、リンクを知っている人は誰でも見られます
  • 中身を差し替えるときは「版を管理」:ドライブでファイルを右クリック→「版を管理」から新しいファイルをアップロードすると、リンクが変わらないので、サイトを直す必要がありません
ゆるりん
ゆるりん

「ファイルが開けない」と言われたら、まずはドライブの共有設定を確認してみてくださいね。

公開したあとに知っておきたいこと

  • 直したら、もう一度「公開」を押す:編集しただけでは、公開中のサイトには反映されません
  • みんなで更新できるようにする:「共有」から、役員や講師を「編集者」として追加できます
  • お問い合わせはGoogleフォームで:メールアドレスを直接載せずに、問い合わせを受け付けられます
  • アクセス数を見たいとき:設定からGoogleアナリティクスの測定IDを入れると、見られた数などが分かります
ゆるりん
ゆるりん

「直したのに変わらない!」というときは、たいてい「公開」の押し忘れです。慌てずにもう一度押してみてくださいね。

つまずきやすいポイントと対処法

困ったこと原因と対処
直したのに、サイトに反映されないもう一度、右上の「公開」を押す
検索しても出てこない公開直後は時間がかかることも。検索の設定でチェックを入れていないかも確認
アドレスが長くて覚えにくい独自ドメイン(www.○○.com)を設定する
スマホで見ると崩れるプレビューでスマホ表示を確認し、画像や文字の量を調整する
PDFが開けないと言われるGoogleドライブで、そのファイルの共有を「リンクを知っている全員」にする
他の人が編集できない「共有」で、その人を「編集者」に追加する

独自ドメインの使い方や、Google Workspaceが必須ではないことは、前回の記事で詳しくまとめています。

一般的なホームページでできて、Googleサイトではできないこと

HTMLで作る一般的なホームページ(WordPressなどで作るサイトも含む)でよく使われている工夫でも、Googleサイトでは再現できないものがあります。作り始める前に知っておくと安心です。

やりたいこと一般的なHTMLのサイトGoogleサイト
「ページの先頭に戻る」ボタンを、画面の端に常に表示する○ JavaScript・CSSで画面の端に固定できる×(常に表示されるボタンは作れない)
スクロールに合わせて文字や画像が動く演出(JavaScriptの動き)○×(自分で書いたプログラムは枠の中でしか動かず、ページ全体には効かない)
背景に動画を流す○×(YouTube動画を「埋め込む」ことはできる)
自分で書いたCSSで、デザインを細かく調整する○×(テーマ・色・フォントを選ぶ範囲)
ページごとに、検索結果の説明文やSNSで共有したときの画像を設定する○△(細かい設定はほとんどできない)
表を作る(表の挿入)○△(表の機能はない。スプレッドシート・埋め込み・画像で代用)
PDFなどのファイルを、ページに直接アップロードする○△(Googleドライブに入れてから使う)
ブログ機能(記事一覧・カテゴリー・タグ)○(WordPressなど)×
コメント欄○×
ネットショップ(カート・決済)○×
外部サービスのパーツ(アクセスカウンター、アフィリエイトのリンクパーツなど)を貼る○ そのまま貼れる△(枠の中で表示されるため、高さの調整が必要だったり、正しく動かないものもある)

Googleサイトでは、自分で書いたプログラム(JavaScript)は、自動で小さな枠(iframe)の中に入れて動かす仕組みになっています。そのため、ページ全体に効く工夫(常に表示されるボタンや、スクロールに合わせた動きなど)は作れません。

こうした工夫がどうしても必要なら、一般的なホームページ作成サービスやWordPressのほうが向いています。お知らせや案内が中心のサイトなら、Googleサイトでできることで十分なことがほとんどです。

ゆるりん
ゆるりん

まずは「それがなくても困らないか」を考えてみてくださいね。たとえば先頭に戻るボタンがなくても、ページを短めに分けておけば、スマホでも読みやすくなりますよ。

自分で作るのが難しいときは

「最初の作成だけ手伝ってほしい」「独自ドメインの設定だけお願いしたい」という場合は、スキルマーケットで単発で頼むのもひとつの方法です。毎月の保守契約にしなければ、固定費にはなりません。

まとめ|まずは1ページ作ってみる

Googleサイトは、無料で、パソコンが得意でなくても作れるホームページ作成ツールです。

  1. 文章と写真を用意する
  2. テンプレートからサイトを作り、文章・写真・地図を入れる
  3. ページを増やして、テーマで見た目をそろえる
  4. プレビューで確認して公開する

まずは「お知らせ」1ページだけでも作ってみると、思ったより簡単なことに気づくはず。覚えやすいアドレスにしたくなったら、独自ドメインも検討してみてくださいね。