こんにちは、ゆるりんです。
車を持たない暮らしに切り替えたい。でも——犬がいると、そう簡単に手放せないんですよね。動物病院への通院、トリミングサロンへの送り迎え、帰省や旅行…。犬と暮らしていると「やっぱり車がないと困る場面」って意外と多いものです。
そこで今回は、「車は持たないけど、必要なときだけ犬と一緒に借りる」を実現するために、ペット同乗できるカーシェア・レンタカーを調べて情報整理してみました。各社の条件・料金・必要な準備、利用シーン別の選び方まで、愛犬家の不安(毛・におい・粗相・車酔い)に答える形でまとめています。
※各社の料金・条件は変わることがあります。予約前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。この記事は比較・検討用に公開情報をまとめたものです。
犬と一緒に使えるカーシェア・レンタカーはあるの?
結論から言うと、調べてみると「レンタカーはペット同乗プランがある会社が多い/カーシェアは原則ペット禁止」という違いがはっきりしていました。
ペット同乗OKな主要サービス比較表
| サービス | 種別 | ペット同乗 | 追加料金(目安) | 主な条件 |
|---|---|---|---|---|
| トヨタレンタカー | レンタカー | ○ | 2,200円/回 | ケージ必須・ケージ下にシート・70×90×75cmケージ・10kgまで犬猫 |
| ニッポンレンタカー | レンタカー | ○ | 550円/回 | 事前予約・70×90×75cmケージ・10kgまで犬猫 |
| オリックスレンタカー | レンタカー | ○ | 550円/回 | 電話予約のみ・同上サイズ・ケージ貸出なし |
| タイムズ カー レンタル | レンタカー | ○ | 店舗確認 | 70×90×75cmケージ・10kgまで犬猫・小動物 |
| Honda EveryGo | カーシェア | ○ | 追加料金なし | クレート必須・車内で出さない・利用後に清掃 |
| カリテコ(東海) | カーシェア | ○(届出制) | 追加料金なし | 「小動物同乗届出書」提出・許可制・ケージ要 |
| タイムズ/三井/dカーシェア 等 | カーシェア | × | — | 大手カーシェアは原則ペット同乗禁止 |
こうして並べると、全国どこでも・確実に使いたいならレンタカー、近所のちょい乗りで対応エリアにEveryGoやカリテコがあればカーシェア、という住み分けが見えてきますね。
利用条件・追加料金・必要な準備
ケージ・キャリーは「必須」がほとんど
ペット同乗OKのサービスはほぼ例外なくケージ(クレート/キャリー)に入れることが条件でした。レンタカー各社は 70×90×75cm以内のケージに入る、体重10kg程度までの犬・猫を目安にしているところが多いです。ケージはソフト・ハードどちらでもOKという会社もありますが、ケージの貸出はないので自分で用意が必要です。
追加料金と「事前予約」
汚れ・におい時のペナルティ
利用後に著しい汚れ・残臭があると、清掃・消臭の実費に加えて休車補償(NOC)として20,000円程度を請求されることがあります。無申告だった場合の違約金は5,000〜50,000円が目安。だからこそ、シートカバーや抜け毛対策の準備は必須かもしれませんね。
利用シーン別・おすすめの選び方


犬と暮らしていると、「通院は短時間・突発」「お出かけは長距離・長時間」と必要な車の使い方がはっきり分かれるもの。だからこそ、1台持つよりシーンごとに借り分ける方が、費用も手間も軽くなりやすいんですね。
犬と車を借りるときの注意点・マナー
ここからは、犬と車を借りるときに用意したいグッズを用途別にまとめます。借りる派こそ、車を汚さず・愛犬も快適に過ごせる「持ち運べる装備」がものを言うんですよ。とくにレンタカーは、汚れや残臭で清掃料や休車補償(NOC・2万円前後)がかかることがあるので、ここでの備えは押さえておいてくださいね。愛犬と楽しくドライブするためにおすすめのアイテムです。
クレート・キャリーケース|同乗の必須アイテム
ペット同乗OKのカーシェア・レンタカーは、ほぼ例外なくケージ(クレート/キャリー)必須。まずここを用意しないと話が始まりません。サイズの目安は高さ=体高+5cm、奥行き=伏せたときの長さ程度。移動用は少し小さめのほうが、揺れても体が泳がず安心。車ではシートベルトに通して固定できるタイプだと安全性がぐっと上がりますよ。
① ハードクレート:頑丈で衝撃に強く、丸洗いできて清潔。長距離・中型犬以上の安全重視に。災害時の備えにも兼用できます

わたしもこのタイプを持っています。シンプルで使いやすいので、一つは持っていても損はありません。ただ、持ち手部分が短くて持ち歩くのに少し負担がかかるし、ぶらぶらして安定感がなく、ワンコも落ち着かないようでした。そこで肩掛けベルトを追加購入したところ、全然違いましたよ。
② 折りたたみソフトクレート:軽量で通気性◎、使わない時はたためる。「借りる派」の持ち運びに最適。ただし力の強い大型犬は強度の確認を

折りたたみができるタイプはミニマルでいいかなと思って購入してみたんですが、あまり柔らかい素材だと持つのも難しく、ワンコが動くと安定感も悪くて失敗したことがあります。個人的には、これくらいしっかり安定感のあるタイプがおすすめですよ。
③ シートベルト固定対応キャリー:小型犬の通院・ちょい乗りに。座席に固定でき、そのまま病院へ持ち込めるのが便利(レンタカー等では使用できない場合があるので事前に確認してくださいね)
犬用ドライブシート・シートカバー|車を汚さない主役
抜け毛・粗相・においから借りた車を守る、いちばんの主役です。防水加工+裏面すべり止め付きなら、雨の日に土や泥で汚れてもサッと拭くだけ。安全面では助手席よりも後部座席での使用がベター(助手席はエアバッグ作動時のリスクがあるため)
① ハンモック型:前席と後席の間に渡して座席のすき間に落ちない。汚れを広い面で受け止め、動き回る犬や中〜大型犬向き
② ボックス型:囲まれた形で落ち着きやすく、揺れや不安をやわらげる。小型犬や車が苦手な子、車酔い軽減にも
③ 防水ベンチシート型:後部座席を丸ごとカバー。中型犬や複数頭に。撥水素材でお手入れが簡単
ペット用シートベルト・ハーネス|安全対策
日本の法律では今のところペットのシートベルト装着は義務化されていません。ただし、ひざ乗せや窓から顔を出させた状態の運転は安全運転義務違反に問われる可能性があり、実際に摘発された例もあるんです。体重4.5kgの犬でも時速80kmの衝突では約230kgの衝撃がかかるとされ、固定はとても大切。首への負担が少ないハーネス型を選び、「置くだけ」にせず必ずシートベルトやラゲッジフックにしっかり固定するのがポイントです。
① ドライブ用ハーネス(シートベルト連結タイプ):胴で支えるハーネスにシートベルトを連結。急ブレーキ時の飛び出しを防ぎます
② 飛び出し防止リード:ドアを開けた瞬間の飛び出し防止にも。首輪ではなくハーネスにつなぐのが安全です
抜け毛・におい対策グッズ|清掃料・NOCを防ぐ
犬の体臭は布シートや天井の繊維に吸着して換気だけでは取れにくく、抜け毛は「見える場所」よりシートのすき間に入り込むのが厄介。返却前にここをケアしておくと、特別清掃料(数千〜1万円)やNOC(2万円前後)の請求リスクをぐっと減らせます。借りる派には必携のカテゴリーです。
① 携帯用コロコロ(粘着ローラー):降車前のひと転がしで毛残りを防止。コンパクトに持ち運べるタイプが便利
② ペット用消臭・除菌スプレー:銀イオン水など犬にやさしい成分のものを。車内・シート・粗相のあと処理まで多用途に使えます
③ ラバー&粘着のダブル抜け毛取り:すき間に入り込んだ毛は、ゴム素材のブラシでかき出すと取れやすい。粘着+ラバーの合わせ技で
車酔い・粗相対策グッズ|はじめての車でも安心
慣れない車は犬も緊張して、車酔いや粗相をしやすいもの。乗車前の食事は控えめに・こまめに休憩を取り、視界を遮るクレートやボックス型シートで安心させてあげると酔いにくくなります。香りでリラックスさせる方法もありますよ。酔い止めを使う場合や、嘔吐・震えが続く場合は、自己判断せず動物病院に相談してくださいね(健康にかかわる部分なので無理は禁物です)。
① 犬用酔い止め:吐き気をやわらげる成分配合のものが市販されています。常用や心配なときは獣医さんに相談を
② リラックスアロマミスト:可愛いワンちゃんと一緒に楽しくドライブしたい方に、甘く爽やかな香りは清々しい爽やかな気分を感じさせてくれるアロマミスト
③ ペットシーツ:万一の粗相に備えてクレート内とシートの上に。吸収力の高い厚手タイプを多めに用意すると安心
匂いが気になるときには、シートからアロマが香るペットシートもおすすめです。

犬と暮らしていると、グッズはつい増えがちですよね。でも車を持たない暮らしなら、必要なのは持ち運べる最小限の装備だけ。クレート+ドライブシート+抜け毛ケアの3点さえあれば、あとは借りるたびに使い回せます。「車は持たない、でも備えはしっかり」が、愛犬とのお出かけをいちばん身軽にしてくれるのかもしれませんね。
まとめ|こんな犬・こんな飼い主さんに向いています
逆に、大型犬やほぼ毎日車で送迎する場合は、借りるより持つ・もしくは長期レンタルの方が合うことも。「犬がいるから車は手放せない」と決めつける前に、借りる選択肢も一度くらべてみると、暮らしが少し軽くなるかもしれませんよ。準備をしっかりすれば、車を持たなくても愛犬とのお出かけはちゃんと叶います。

いきなり車を手放して「やっぱり困った」となるより、まずはプラスでカーシェアやレンタカーを利用してみて、ワンコとの生活に問題なさそうか試してみるのがおすすめです。
ワンコがいない方は、選択肢がもっと広がりますよ。こちらの記事も参考にしてみてください。

