10年以上着ていないスーツをようやく手放すことに
買った時のワクワク感や憧れも、メリット・デメリットを比べたことで執着から解放されました

96日目に手放したのは、スーツ。
10年以上前、とある会合に合わせて購入したものでした。
実際に着たのはその時の一回きりだったと思います。
当時の私は、ビジネススーツ以外のスーツを買うのは初めてで、選ぶときのワクワク感がとても強く残っています。
「こういう服を着てみたい」という憧れや、特別な衣装を手に入れたような気持ち。
その感覚が、スーツそのものよりも強い記憶として残っていたために、長い間クローゼットの中にしまいっぱなしになり、捨てられなかったのだと思います。
今、この「捨てる100日」で気づいたのは、「あの頃の自分は着たかった。でも今の自分には必要ない」ということ。
生活の中でスーツを着る場面はほとんどなく、もしまた必要になったとしたら、今は便利なレンタル衣装があることを知っています。
むしろ保管スペースを取り続けるより、必要な時にその場に合ったものを借りる方が確実で、管理も不要。
そう考えると、このスーツを持ち続ける意味はもうないのだと腑に落ちました。
捨てるメリット
・クローゼットにゆとりができ、管理が楽になる
・今のライフスタイルに合った服だけが残る
・過去の自分の執着から解放される
捨てるデメリット
・買った時のワクワク感や憧れを手放す寂しさ
・「いつか着るかも」というわずかな可能性を失う
実際に手放そうとすると、やはり「もったいない」「せっかく買ったのに」という気持ちが顔を出します。
ですが、この100日間「捨てるメリットとデメリットを比べる」方法を繰り返してきたことで、気持ちを整理できました。

もしこの「捨てる100日」をしていなければ、きっとまだ踏み切れていなかったと思います。100日間続けてきた積み重ねがあったからこそ、ようやくこのスーツにありがとうと言える日が来たのだと実感しました。
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