キャンプ用にと買ったものの、一度も使わなかったジャケット
場所をとるだけの存在になっていたものを手放す

92日目に手放すのは「ジャケット」。
数年前にキャンプデビューをしたとき、張り切って揃えたアウトドア用品のひとつです。
キャンプに行くと夜は肌寒くなり、普段着だと匂いがついてダメにしたこともあり、キャンプ専用のジャケットを買い足しました。
けれど、なぜか買った途端にキャンプへ行かなくなり、結局着たのはゼロ回(^ ^;
クローゼットの中で「いつか使うかもしれない」と出番待ちの状態でした。
他のアウトドアグッズは、捨てる100日を始める前の断捨離で、「数回使ったから、もう役割を終えた」と納得して手放せたのですが、このジャケットだけは一度も使っていないことが引っかかり、処分に踏み切れませんでした。
けど冷静に考えれば、使わないまま何年も眠っている服は、すでに「必要なモノ」ではなく「手放せない理由を考えるモノ」になっていたような気がします。
今後またキャンプに行くことがあったとしても、その時に合った新しいものを選べばいい。
数年前に買った服を「もったいない」と思いながら無理に置いておく必要はないですね。
そして、ジャケットは場所をとるアイテムのひとつ。
普段着ることのない服がクローゼットに掛かっているだけで、日常の洋服選びを邪魔します。
ということで、ここで改めて、メリットとデメリットを比べてみます。
捨てるメリット
・クローゼットに余裕ができ、日常の服が選びやすくなる
・「一度も使っていない」罪悪感から解放される
・もしまた必要になれば、その時に適した新しいものを選べる
捨てるデメリット
・急にキャンプへ行くことになった時に困るかもしれない
・「せっかく買ったのに一度も使わなかった」という後悔を感じるかもしれない
それでも数年もの間、出番がなかったのだから、必要性はほぼゼロです。
持っていることで感じる後悔より、手放すことで得られる軽さのほうが大きい。これからの生活にフィットする持ち物だけを残すために、このジャケットも手放すことにしました。

「一度も使っていない」という思いが、逆に手放すハードルを上げていたんですね