時代の変化とともに役割の終わりについて考えます

今回手放すのは「カークリーナー」。
これは10年以上前、結婚式の内祝いでいただいたカタログギフトの中から選んだものです。
シガーソケットから電源を取って使えるタイプのハンディクリーナーは「便利そう!」と思って選んだのを覚えています。
実際に届いた当初は使用していました。
洗車場などにある有料の掃除機はどうも苦手で、時間制限があるからなんだか焦ってしまうし、それに比べると吸引力はそこまで強くないけど、シガーソケットに繋げばゆっくり掃除ができるので重宝していました。
ところが、家のコードレス掃除機を購入してからは、掃除をしたくなったら車に持って行って掃除をするようになり、コードレスだから使いやすいのもあって、カークリーナーは完全に出番がなくなっていました。
車に積んでいるだけで何年も使わず、ただ存在しているだけに。
邪魔にはならないからこそ、「処分する」という判断を後回しにし続けていて、気づけば何年もトランクに眠ったままで、「放置しているだけ」になっていました。
便利そうに見えて選んだモノでも、生活スタイルや道具の進化によって「不要なモノ」へと変わっていきます。
昔は車専用の掃除機が必要でしたが、今はコードレス掃除機一台で家も車も両方カバーできます。こうして役割が終わったモノを手放すことは、持ち物をアップデートしていくことでもあるんですね。
捨てるメリット
・トランクがすっきりする
・「処分した方がいいのかな」と迷う気持ちから解放される
・コードレス掃除機で代用でき持ち物がシンプルになる
捨てるデメリット
・急に掃除が必要になった時に「車専用の道具があれば」と思うかもしれない
・車に常備しておく安心感がなくなる
ただ、数年も使っていなかったのだから、実際に困ることはほとんどないはず。
こうしてカークリーナーを手放すことで、モノと一緒に「持っている安心感」への執着も整理できました。

生活用品のアップデートで必要なくなったものに気づけた日でした