捨てる9日目|また買えばいい、と気づけた日|泡だてネット

DAY9 捨てる100日

今回は、“いつか使うはず”と長らく保管していた
泡だてネットと向き合いました。

旅行のお土産でいただいた、石鹸と泡だてネットのセット。

ネットに石鹸を入れたまま保管できるという便利グッズで、当時はとても重宝しました。

ふわふわの泡が簡単に作れて、石鹸が無駄にならない。実際、とても快適でした。

そして、石鹸を使い切った後。

「これは便利だったから、また固形石鹸を使うことがあったら絶対使おう」
そう思いながら、ネットをきれいに洗い、乾かし、
ジップロックに入れて保管(すぐジップロックに入れます(^_^;))

それが……数年前の話です。

よく考えると、普段私は固形石鹸を使う習慣がありません。

それでも
「便利だったから、また使うかも」「固形石鹸にはこの泡だてネットが絶対必要」と思って、
手放せずにいたんです。

今回、見直してみて気づきました。

この泡だてネットは、私に体験の記憶を残してくれている

だから、もしまた固形石鹸を使うことがあれば、
次は「またこのお店のものを買いたい」と自信をもって選び直せる。

そうです、泡だてネットはもう十分、役目を果たしてくれていました。

便利だった記憶も、使いやすさも、私の中にちゃんと残っている。
それなら、今はもう手元になくても大丈夫だと思えました。

石鹸を使い切った時点で、その役割は終わっていたんです。
今は手元にないけれど、また必要になった時に買おう。
それで十分なんだ、とようやく思えた日でした。

こだわりのあるアイテムだからこそ、簡単には手放せなかった。
でも「また買えばいい」と思えるようになったのは、
体験と記憶がちゃんと自分の中に残っているから。
こういう前向きな“手放し方”を、もっと増やしていけたらと思います。