新品だけど使っていない。見て見ぬふりしていたクリアファイルを、意識して手放した日。使う予定のない物は、手元に置かないルール。

B5サイズのクリアファイル。
何年も前から、文具入れの中にそっと潜んでいたアイテムです。
自分で購入したはずだけど、何の目的で買ったのかさえ思い出せないほど昔のもの。
けれど、新品。汚れてもいないし、折れてもいない。だからこそ、ずっと「捨てられない」存在でした。
使うには微妙にサイズが合わない。A4が主流の中で、B5はちょっとした資料には使いづらく、日常的に手に取ることもない。
また、ちょっとしたものを持ち運ぶにはサイズオーバーでバッグに入らず、結局ほとんど出番がなかったのです。
でも捨てるにはもったいない。そんな気持ちから、片づけのたびに一応手にとって見直すけれど、結局「また今度」で元に戻す…という流れを何度繰り返したことでしょう。
この「捨てる100日」では、そういった“もったいなくて見て見ぬふりしていたもの”と向き合う機会がたくさんあります。そして今回、ようやくこのクリアファイルにも機会がきました。
使わないけれど捨てられない。新品というだけで、過去の自分の選択にしばられていたのかもしれません。
だけど、これまで一度も使わなかったということは、これからもおそらく使わない。そんな物が、引き出しの中のスペースを取り、視界に入り、判断を毎回迫ってくる。そのこと自体が、私にとっては静かなストレスになっていたのです。
捨てることで得られるのは、スペースだけじゃない。小さな判断の繰り返しから解放される、心の余白。
そう気づけたから、今回の手放しはすんなりとできました。
新品だけど使えないものを捨てるのは本当に難しい。難しいからこそ、訓練が必要なのかもしれません。