捨てる44日目|特別な日じゃない贈り物|猫の可愛いハンカチ

DAY44 モノを手放す

今回は「捨てない選択」だけど、大切な手放しになりました。

44日目は、猫の可愛いハンカチ。
アナスイの黒猫のデザイン。とっても華やかな黒猫の大きな顔があしらわれた、インパクト抜群のハンカチです。手に取っても、「可愛い♡」と思える一枚です。
けれど、これはもともと自分のために買ったものではありません。

昨年末、従姉妹一家へのクリスマスプレゼントを探していたときに、偶然目に入ったこのハンカチ。
そのとき、「あ、これ彼女にぴったり!」と、すぐにある友人の顔が浮かびました。
その時点で誕生日までまだ数ヶ月あったけれど、「その時に渡そう」と未来の予定を勝手に決めて購入しました。

だけど結局誕生日に渡しそびれて、なんとなく「今さら感」が出てしまって。
結局そのまま棚の奥にそっとしまわれていました。
衣替えや片づけのたびに「そういえばこれ、いつか渡そうと思ってたやつだ」と思い出すものの、行動には移せず…。
時間が経つほど「いまさら感」が増してしまい、ますます渡せなくなる——
よくあるパターンですが、これはまさに“タイミングを逃した物”の象徴

今回の手放しは、捨てるのではなく「贈る」ことにしました。

誕生日でも記念日でもない、ただの普通の日に、思いきって渡してみることに。
突然の贈り物に少し驚いていた友人でしたが、「え、可愛い!ほんと私こういうの好き!」と、とても喜んでくれました。
その反応を見て、「あぁ、やっぱり渡してよかったなぁ」と、心から思いました。

特別な日に渡すプレゼントもいいけれど、
何もない日にふいに届いたギフトは、想像以上にうれしいものなのかもしれません。

贈ることでようやく活きるものもある。
そして、それは自分の心の引っかかりごと手放せることでもあります。

私の中でずっと「そのうち渡そう」で保留されていた気持ち。
ようやくひとつ、解決できたような気がしました。

こんなふうに突然思い出して、あるべき場所で活かすことで、気持ちがふっと軽くなる。
使われないまま埋もれていくより、誰かの手で活かされる方がずっと幸せ。
物にも心があるなら、きっと今ごろ喜んでくれているはず。