学生時代から使っていた愛用の電卓。
使わなくなったモノと感謝で別れを告げる体験です。

今回手放すのは、学生時代から使っていた古い電卓です。
30年以上前のもので、どれほど多くの計算を一緒にこなしてきたか分かりません。
授業、テスト、そして資格試験…。
その時々の私の勉学を支えてくれた存在です。
正直に言うと、今も押しやすくて使い勝手は悪くありません。
でも、ここ数年で電卓を使う機会はぐっと減りました。
スマホの電卓アプリや、軽くて薄いタイプの電卓を使うようになり、この電卓の出番はいつの間にかなくなっていました。
それでもなんとなく手放せなかったのは、やっぱり「お世話になった」という感情や、過去の自分の頑張りとリンクしていたからだと思います。
でも、今の私にとって本当に必要なのか?と考えると…
答えは「NO」でした。
少しずつ劣化も進み、画面の数字が見えにくくなっている部分もあります。
“いつか使うかも”と残していたけれど、結局“今”使っていないのが現実。
こうしてモノを見直していくと、過去の自分とのつながりを大切にする気持ちも、感謝を込めて手放すことで前に進めることがあると気づきます。
この電卓も、私の人生の一部を支えてくれた「大切なモノ」。ありがとうの気持ちで手放します。
これからは“今の私に合ったモノ”と軽やかに暮らしていこうと思います。
長く使っていたモノって、壊れてもいない限り“なんとなく残しがち”ですよね。
でも、思い出が詰まっているからこそ、感謝を込めて手放すと気持ちが軽くなります。
『今の私に必要?』という視点、大事だなと思いました。