捨てる4日目|記念品と化していた|エプロン

エプロン ゆるっと愛用品

ジップロックに丁寧にしまわれたエプロン

整理していた引き出しから、ジップロックに丁寧にしまわれたエプロンが出てきました。
可愛い。見た目はほんとに可愛い。

柄も可愛くて、色も好みで、持ってるだけでテンションが上がります。

……が、いつどこで入手したのかまったく記憶にない(笑)。

いつ使ったかな…と考えていて、思い出したのは、
数年前、YouTubeで作り置きの動画を見てテンションが上がり、
「私もやってみよう!」とキッチンに立ったあの日。

せっかくエプロンもつけてるからと“記念撮影”したような気がします。

冷静に考えてみると、
「気合いを入れて料理した時にだけ使うエプロン」って何?
それ以降、キッチンでこのエプロンを着けた記憶はナシ。
それでも捨てられなかったのは──

・テンションが上がる“可愛いアイテム”であること
・頑張って料理した自分の思い出が詰まっていること
加えて、エプロン=主婦っぽいアイテムへの“理想像”のような憧れ(^_^;)

「使ってないけど、可愛いから」「まだ使えるし」
そんな言い訳をつけて、私はこのエプロンを“記念品”のように保管していました。

でも、使わない可愛いものは、私の暮らしを支えていない。
むしろ“使えなかった自分”を突きつけるような存在かも、と気づいてしまったのです。

今の私に必要なのは、記念品じゃない。
日々をちゃんと使っていけるモノたち。

だから、可愛いエプロンには、ありがとうと言って
お別れすることにしました。

形から入りがち。そんな自分も含めて、いろんな執着と向き合っていこうと思います。

実は、可愛いエプロンがジップロックにしまわれていた間、
実際に使っていたのは「ワンタッチエプロン」。

台所に立って“さっとつけて、さっと外せる”のが本当に便利で、しかもサイズ調整が自在

・お腹周りに合わせてフィットできる
夏服でも冬服でも、厚みのあるスウェットでもOK
・上下位置も調整できるので、腰だけ・胸元だけをカバーしたいときも自在

実用性にとことん寄り添ったこのエプロンを使うようになって、
”かわいいエプロン”はすっかり出番がなくなっていました。

“使っているモノ”が、自分の暮らしの中で答えを出してくれていたんだなと実感。