数年前に買った、ちょっとだけ盛れる控えめなカラコン

数年前に初めて購入したカラコン。
かなりナチュラルなデザインにしましたが、
使って「わっ、目力アップ!」と喜んだのを覚えています。
でも、買ったあとに老眼が出始めてしまって…(^ ^;
2個だけ使って「少々見えにくくても使えるでしょ」なんて思って、
そのまま数年、放置。
最近はつけようという気持ちすら起きません。
そもそも見えにくくてもつけたいという“勝負日”なるものも、ございません。
しかも、カラコンはフリマアプリなどで売れない「高度管理医療機器」。
人に譲るわけにもいかず、でも捨てるのももったいなくて――
そんなふうに、ずっと引き出しの奥にしまい込んでいました。
でももう、たぶん使うことはない。
いや、正直言って「つけるのが怖い」
度が合わないものを目に入れる勇気が、今の私にはありません。
今日はこのカラコンに、かつてのワクワク感と一緒にさようならをすることにします。
ワクワクしたあの頃の気持ちにお別れ。控えめカラコン、手放しました。
一度は試したいと購入したけど、今の自分には合わないもの。
でも“いつかの自分には使う機会が訪れる”と思って、
その時をひたすら待たせていたカラコン。
なんだか申し訳ない気持ちになりました。
こういった「待たされているもの」、わたしの暮らしの中にはまだまだありそうです。

