40日目はフリマ用に残していた空箱
出品するかもより、今の空間を大切にしたい気づき

これまでの「捨てる100日」でも、カラーボックス型の空き箱をいくつも手放してきました。
といっても、それらはどこかに飾って使えそうな、お気に入りのデザインだったもの。
でも、今回捨てるのは、完全に「ただの空箱」。
特別なデザイン性もなく、ただ商品が入っていたというだけの箱です。
一つはエアポッズのケースの箱、もう一つは充電式ホッカイロの箱。
どちらも一度商品を取り出したら、日常で出番はありません。
フリマアプリを使うようになってから、こうした箱は「いつか出品するときのために」とつい取っておく癖がついていました。
特にガジェット系や電化製品の空箱は「箱付き」と書いた方が売れそう、という思い込みもあって。
確かに高額な商品なら、箱があると丁寧に扱っていた印象を与えられるし、購入者にも安心感があるかもしれません。
でもホッカイロのようなアイテムや、数千円程度のガジェットなら、わざわざ箱に入れずに発送する方が送料も抑えられます。
それに、出品するかどうかもわからない空箱に、収納スペースを奪われるのは本末転倒。
何かに備えて保管するというよりも、「取っておいたほうがいい気がするから」と自動的に残してしまっていたことに気づきました。
ものを増やさないように気をつけているはずなのに、「出品するかも」という未確定の未来のために空間が圧迫されていた。
空箱の“重み”って、物理的にも心理的にも案外あるものですね。
これからは、空箱を残す基準を自分なりに定めようと思います。
たとえば「〇〇円以上のもの」「リユースに適した状態のもの」など、明確なルールを作っていく。そうすれば、今後は空箱に悩まされることもなくなるはず。