「やっと買えたから…」と手放せなかったモノを、ようやく見直せた日。

今回手放したのは、イケアのナプキンホルダー。
シンプルで使い勝手が良く、SNSでもさまざまな活用法が紹介されていたことから「これ欲しい!」と強く思ったのを覚えています。
とはいえ、当時は近くにイケアがなく、すぐには買いに行けない。なかなか手に入らなかった分、気持ちはどんどん膨らんでいきました。
そして旅行のついでに立ち寄ったイケアで、やっと実物と対面。
嬉しさのあまり、1つで足りるのに2つも買ってしまいました。
1つは使い道を決めていたので、しっかり活躍。
ただ、もう1つは「何にでも使えるだろう」と思っていたものの、いざ使おうとすると、意外に“ちょうどよい使い道”が見つかりませんでした。
試しに玄関やリビングなど色々な場所で立てる収納として使ってみたけれど、ピタッとはまる使い方には出会えず。
気づいたら何も立てないまま、ただ“おしゃれっぽく”飾られているだけの存在に。
それでも「せっかく買ったのに」「イケアって簡単に行けないし」という思いがよぎり、手放す判断を何度も先延ばしにしてきました。
けれど今回の“捨てる100日”で改めて見直してみると、「使っていない」という事実しか残っていないことに気づきました。
私が大切にしたいのは、使えているモノ、日常を支えてくれているモノたち。
そう思うと、「やっと手に入った」ことへの執着だけでモノを残すのは、ちょっと違う気がしてきたんです。
このナプキンホルダーを手放すことで、今後の買い方も見直していきたいと思います。
特に「やっと手に入る」と感じるときほど、つい多めに買ってしまう癖。これって、実は執着を生んでいる原因の1つかもしれません。
“やっと手に入る”からといって、「多めに持つ」癖はもう手放していこうと思います。