捨てる15日目|“完璧”より“快適”を選ぶ|脱毛ワックス

DAY15 モノを手放す

自分には必要なかった脱毛ワックスを捨てる

SNSで見て“みんながやってる?”と思い込んで購入したけれど、
使ってみたら必要ないと気づいた。
自分にとっての“必要”を確かめるきっかけに。

15日目に手放すのは、脱毛ワックス「GOSSO」。

SNSで話題になっていたので「世の中の人って、こんな感じで脱毛してるの?」と驚きつつも、
なんとなく「やっておいたほうがいいのかな」と思い込んで購入しました。

実際に使ったのは2回。でも、使うには少し勇気がいりました。
というのも、ワックスを鼻に入れて引き抜くという行為、聞いただけでぞっとします…。

使用前は、「衝撃で体調崩したらどうしよう…」と不安で、
わざわざ予定がない日を選んで挑戦した記憶があります (^-^;

確かにスッキリはしたけれど、それが本当に自分にとって必要だったのかは今となっては疑問。

SNSの中の「綺麗なお姉さん」が毛の一本まで気にするのは当然かもしれまんが…
私のような一般ピープルが、そこまで完璧を目指す必要ってあるんでしょうか?(ないです

こんなに意気込んで、体に負荷をかけて……割が合いません。

気づけばずっと使わないまま数ヶ月が経過。
「やってみたかった好奇心」は満たした。
そして「必要ないとわかった」という経験も得た。

十分、役目は果たしてくれました。

実際に体験して「違うかも」と気づけたら、それは無駄じゃない。

試してみたからこそ、自分にとって必要かどうかが見えてくる。
必要ないと確認できたなら、役目は終わっている。
心置きなく手放してもいいと思えました。

GOSSOの代わりに選んだアイテム

GOSSOの2回目チャレンジ後、定期的にするには負担が大きすぎると感じたけど、
やはりケア自体は日常の身だしなみとして必要。

そこで代替として選んだのが、パナソニックの電動鼻毛カッター(ER-GN21-W)です。

実はGOSSOを買う前に、ピーチジョンのエチケットカッターを使っていたことがありました。
なかなか良かったのですが、あらためて探してみて、
「メーカー製で、シンプルかつ軽量なものがいいな」と思い、このモデルを購入。

使ってみた感想は、「やっぱこれよ!」というのが正直なところ。

軽くて手に馴染むし、使いやすい。

何より、GOSSOのように“心の準備”をしなくても◎(笑)
いつでも手軽にケアできるのが最大のメリットです。

結局、どんなケアでも「自分が無理なく続けられるかどうか」が大切なんだと実感しました。
一時のブームやSNSの投稿に影響されて試すのも悪くないけれど、
続けられないものは結局使わなくなる。

必要だと思った時に、無理なく使える道具を選ぶ。
それが今の自分には合っているようです。

電動エチケットカッターを買った時に、「GOSSOは手放すべきよね」と、
改めて思いましたが、習慣になっていないと捨てられないもの。
捨てる習慣について少しわかってきたような気がした日でした。

いつか必要な日が来るかもしれない——
そんな根拠のない未来への備えに、なぜか未練を残していた過去の自分を思い出して、
思わず笑ってしまいました。
これもまた、小さな“執着”の一つだったんだなと、やっと気づけた気がします。