捨てる10日目|「いつか使うかも」は再現できる?|白い枝の撮影小物

DAY10 感情・思考を手放す

今回は、インテリア用の白い枝を使った自作の撮影小物と、
その“もう使わないけど手放せなかった理由”についてです。

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フリマ出品にハマっていた時期がありまして、
商品写真にちょっと雰囲気を足したくて作ったのが
この「白い枝の撮影小物」

インテリア用に売られていた白く塗装された枝を、
自分でカットして束ねただけのものですが、
作品の背景に入れると不思議と“映える”。

撮影小物として重宝していました。

でも、フリマをあまりやらなくなってから数年……

使っていないのに、ずっと捨てられなかった。

理由はやっぱり、「いつかまた使うかも」

撮影用にまた必要になるかも、と。

でも今回、ふと気づいたんです。

「必要になったらまた作ればいいじゃ」と。

この枝は特別な素材でもなく、インテリア雑貨店に行けば似たものが手に入る。
もしかしたら100均でも買えるかも。

カットも難しくないし、束ねるだけならまた10分あれば作れる。

そう考えたとき、
「今は必要ないものを、いつかのために取っておく」ことの不自然さに気づきました。

しかもこの白い枝、けっこうかさばる。

小物入れの隅でずっと場所を取っていたことにも、ようやく目を向けられた感じです。

最初の断捨離では、こういう“自作の便利アイテム”も捨てる対象になっていなかった。

むしろ、「工夫して作ったもの=大切なもの」という謎の思考が、
保留リストに回してしまっていたのかもしれません。

思い出や達成感を否定する必要はない。

ただ、「今使っていない」という事実と、
「必要なら再現できる」という安心感で、やっと手放せるようになりました。

再現できるのに保管してしまう「いつか使うかも」まだまだありそうです。